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ポーカーは運ゲー?運も実力も両方影響する理由を解説

ポーカー
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ポーカーは運要素もあり実力要素もあるカジノゲームです。

ポーカーは運ゲーという人もいれば、ポーカーは運ゲーではないという人もおり、意見は真っ二つに分かれています。

そのため、ポーカーが運ゲーなのか気になっている人は多いでしょう。

そこで本記事では、ポーカーが運ゲー要素について解説しました。

本当に実力差が出るゲームなのか気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
マスター

海外のカジノでプロとして生計を立てていました。
トータルプラスはもちろんこと、1ヶ月で100万円以上稼いだ月もあります。
ポーカー・バカラ・ルーレット・ブラックジャックは得意ゲームです。
日本ではカジノディーラーの学校に通っていたこともあり、ディーラー目線でカジノゲームを見ることも。

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ポーカーが運ゲーだと言われる理由3選

ポーカーが運ゲーだと言われる理由は、下記の3つが挙げられます。

ポーカーが運ゲーだと言われる理由3選
  • ギャンブル・カジノゲームだから
  • 分散が激しすぎるから
  • 適当にプレイしても勝ててしまうから

それぞれの運ゲーだと言われる理由について解説していきます。

ギャンブル・カジノゲームだから

ポーカーが運ゲーだと言われる理由1つ目は、ポーカーがギャンブル・カジノゲームだということです。

ポーカーは運要素のある勝負にお金を投じるため、ギャンブルであることに変わりありません。

また、カジノゲームの1種ということもあり、ポーカーをプレイしたことがない人が運ゲーだというイメージを持つことは当然です。

実際、筆者がポーカーをプレイしない知人に「ポーカーで生計を立てている」というと、決まって「本当に勝てるの?」「運ゲーじゃないの?」と言われます。

日本でもポーカーが流行ってきたとはいえ、アメリカなどと比べるとプレイ人口は少ないので、一般的にはポーカーは運ゲーと思われていると言えるでしょう。

分散が激しすぎるから

ポーカーが運ゲーだと言われる理由2つ目は、分散が激しすぎることです。

ポーカーで勝っている人のウィンレート(勝率・利益率)は、オンラインの場合だと2~5BB/100hand程度に落ち着きます。

一例として、3BB/100handのウィンレートの人が1万ハンドプレイした場合に、どの程度の分散を経験するか見てみましょう。

ポーカーの分散

実際に発生する利益は、75%で-700BB~-1,300BB、95%で-1,700BB~2,300BB分散しています。

1万ハンド後に損失する確率は38.2089%もあり、約3人に1人以上が損失を生むことを示しています。

そのため、実力があったとしても負ける可能性は高く、たくさんのハンド数をこなせないプロ以外の人がポーカーを運ゲーだと思うのは当然です。

適当にプレイしても運要素で勝ててしまうから

ポーカーが運ゲーだと言われる理由3つ目は、適当にプレイしても勝ててしまうことです。

初心者だったとしても上級者相手に無双できてしまうこともあります。

リバー以外でオールイン勝負になった場合、どちらの側にも一定のエクイティがあるからです。

また、プリフロップで何度もAAを引き、KKやAKと当たって全勝してしまうこともあるでしょう。

実際、筆者がライブキャッシュでプレイしている時にも、ルールすらおぼつかないような初心者が爆ヅキして1時間で400BBほど勝って帰ったのを何度も見ました。

特に上級者はリスクを取ってでも期待値を最大化するプレイを行うため、適当プレイでも偶然勝つことができ、不運が起きた時には運ゲーだと感じてしまいます。

ポーカーが運ゲーではないと言われる理由3選

ポーカーが運ゲーではないと言われる理由は、下記の3つが挙げられます。

ポーカーが運ゲーではないと言われる理由3選
  • プロプレイヤーがいるから
  • GTOで最適なプレイができるから
  • 初心者との実力差が大きいから

それぞれの運ゲーではないと言われる理由について解説していきます。

プロプレイヤーがいるから

ポーカーが運ゲーではないと言われる理由1つ目は、ポーカーには世界各地にプロプレイヤーが存在することです。

プロプレイヤーがいるということは、安定してお金を稼げている人がいる証拠です。

もしポーカーが本当に運ゲーなのであれば、特定の人間だけ安定してお金を稼ぎ続けることは理にかなっていません。

実際にプロとして活動している筆者の感覚で言えば、5-10や10-20以上のレートはプロの割合が非常に多いです。

また、1-3と2-5がメインレートで物価が安いカンボジアなどには、プロとして活動できることを目指すプロの卵のようなプレイヤーもいました。

この確かに存在するプロプレイヤーたちが、ポーカーが運ゲーではない証拠の1つになっています。

GTOで最適なプレイができるから

ポーカーが運ゲーではないと言われる理由2つ目は、GTOで最適なプレイができることです。

ポーカーには、GTOと呼ばれるゲーム理論のナッシュ均衡をベースにした最適戦略が存在します。

これは数学的に確かな概念であり、長期的な収支がプラスになることが確約されています。

ポーカーが完全な運ゲーなのであれば、長期的な収支がプラスになるかどうかはわからないはずです。

しかし、数学的に確かな最適戦略を習得できることによって、ポーカーは運ゲーではないと言われています。

初心者との実力差が大きいから

ポーカーが運ゲーではないと言われる理由3つ目は、初心者との実力差が大きいことです。

先に述べたGTO戦略があることによって、学習した人と学習していない人にはプレイに差が生まれています。

学習した人はGTOによってプレイの偏りを狙われる可能性が小さくなりますが、学習していない人はプレイの偏りを狙われやすいままです。

実際、筆者がライブキャッシュをプレイしていて、1~2周もせずに初心者かどうかがわかります。

そして、初心者のプレイは非常に狙いやすく、上級者に比べて圧倒的に戦いやすいです。

ポーカーが運ゲーであればこのような露骨な差はないはずであり、この差はポーカーが運ゲーではない裏付けになっています。

ポーカーが運ゲーになってしまう要素

ポーカーが運ゲーだと感じている人は、ポーカーの実力が足りていないだけかもしれません。

プレイがただの絵合わせゲームになっていたり、心理戦だと思ってプレイしていると運ゲー要素が強くなります。

自分の実力不足によってポーカーを運ゲーにしてしまっていないか、ここで確認してみてください。

絵合わせゲームになっている

プレイの仕方が絵合わせゲームになっていると、ポーカーは運ゲーになってしまいやすいです。

絵合わせゲームになっているとはどういうことかというと、良い手が来たら打ち、良い手が来なかったら打たないというシンプルなプレイ方法のことです。

「そんなプレイしないよ」と思うかもしれませんが、これはブラフに関しても言えることを忘れてはいけません。

自分のプレイが下記のプレイになっていないか確認してみましょう。

ポーカーが絵合わせゲームになっているプレイ方法
  • トップペアができたら打つ
  • フラッシュドローができたから打つ
  • ドローもペアもないから打たない
  • ドローもペアもないから打たれたら降りる

上記のプレイが正しいことは多いですが、すべてのボードで上記のプレイになっている場合は完全な絵合わせゲームです。

絵合わせゲームになってしまうと、ただ良いハンドが来るかどうかを祈るだけのゲームになってしまいます。

こうなると実力差が出にくいため、ポーカーが運ゲーになってしまいがちです。

心理戦だと思っている

ポーカー初心者の人は、ポーカーのことを心理戦だと思いがちです。

確かに、ポーカーはメンタルが大きく影響するゲームです。

しかしそれは、心理戦ではなく冷静に正しいプレイをできるかというメンタル管理でしかありません。

また、相手のプレイの傾向を読むことは重要ですが、それはベットの癖による偏りを見抜くことが主です。

毎ハンド毎ハンドで、「相手が持っているか持っていないか」と心理を読むゲームではないことを理解しましょう。

人の心理なんてものは読めないのが当たり前です。

ポーカーは心理戦というイメージは強く、実際にプレイしている人のSNSを除けば、ネット上の情報にも心理戦というワードが多く出てきます。

そのため、初心者の場合はポーカーのことを誤認しがちですが、強くなるためには正しい情報を得ることが重要です。

ポーカーを運ゲーにしないためには

ポーカーを運ゲーにしないためには、下記のようなポイントを意識してみると良いです。

ポーカーを運ゲーにしないためのポイント
  • 勝ち方を勉強する
  • トーナメントをプレイしない
  • 確率上起こり得ることに納得する
  • ライブキャッシュをプレイする

なぜこれらのポイントを意識すると良いのか、それぞれの理由について解説していきます。

勝ち方を勉強する

ポーカーを運ゲーにしないためには、勝ち方を勉強することが一番です。

ポーカーには定石や基本的なベット額、覚えるべきハンドレンジなどが存在します。

それらがまったくわからないような初心者の場合は、ポーカー初心者向けの記事を参考にしてみてください。

ネット上の情報は間違った情報も多いため、信頼できるプレイヤーが発信する情報を取り入れた方が良いです。

ある程度の知識が付いてくれば、どの情報が正しいものか判別できるようになります。

正しい情報を選び取る自身がない場合は、本を読んだりGTOツールで勉強したりすることがおすすめです。

また、GTOツールはトッププロでも必ず使っているほど重要なので、初心者を脱出したら必ず使っていきましょう。

トーナメントをプレイしない

ポーカーの運ゲー要素をできるだけ下げないのであれば、トーナメントはプレイしないようにしましょう。

トーナメントの入賞率は、プロプレイヤーでも10%~20%ほどしかありません。

初心者の場合はさらに下がるため、ほとんど勝つことはできず、より分散は激しくなります。

加えて、トーナメントでは賞金の高さが上位に傾いています。

トーナメントばかり参加しているプレイヤーは、ファイナルテーブルに行かない限り収支がプラスにならないほどです。

そのため、分散は非常に高くなり、ポーカーが運ゲーと感じる頻度は高くなります。

確率上起こり得ることに納得する

ポーカーは、運要素のあるギャンブルであることに違いはありません。

そのため、どれだけ強くなっても確率上起こり得ることは必ず起こります。

下記のようなわかりやすいバッドビートは、いずれ必ず起こることと理解しましょう。

ポーカーで必ず起こること
  • フラッシュオーバーフラッシュ
  • セットオーバーセット
  • KKやAAがAKやQQに負ける
  • わけのわからないターン・リバー2ペア

これらは、ポーカーをプレイしていれば必ず見舞われる不運です。

日によっては何度も見かけることになり、ダウンスイングに入っていれば数日連続して起こることもあるでしょう。

しかし、確率上起こり得ることでティルトしてしまっては、プレイが乱れてポーカーの運ゲーが加速します。

ポーカーがより運ゲーになることを避けるために、確率上起こり得ることに納得して冷静にポーカーをプレイしてください。

ライブキャッシュをプレイする

ポーカーの運ゲー要素をできるだけ下げたい場合は、ライブキャッシュをプレイしましょう。

オンラインキャッシュの場合、1か月で負け越すことは普通に起こります。

ダウンスイングに入れば、2,000BB以上負けてしまうこともあるでしょう。

しかしライブキャッシュの場合は、1か月200時間以上プレイすれば負け越すことはほとんどありません。

1年2年とプレイしても、一度も負け越したことがないというプロも多いです。

プレイ時間が多い人であれば、1週間で負け越すことすら少ないです。

これは、オンラインキャッシュが2~5BB/100handなことに対し、ライブキャッシュは時給6~10BBになることが理由です。

ライブキャッシュでは1時間に25ハンド程度プレイできるので、100handに直すと24BB~40BB/handになります。

ここまで利益が出ていると月収支がマイナスになることはほとんどないため、ポーカーが運ゲーだと感じにくくなります。

まとめ

ポーカーが運ゲーだと考える人や、運ゲーではないと考える人にはそれぞれの理由があります。

しかし、それぞれの理由はポーカーに関する知識の差によって違いが出ていると言えます。

正しくポーカーを勉強していけば、ポーカーの運ゲー要素を格段に減らせます。

また、さらに運ゲー要素を下げるためには、ライブキャッシュをプレイするなど戦うフィールドを変えることも重要です。

とはいえ、どこまで強くなったとしてもポーカーの運ゲー要素を完全に排除することはできない点は覚えておきましょう。

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